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ブラックベリー・ラズベリー、春の様子

当教室はパソコン教室なのですが、オーナーの私は趣味の話もいろいろブログに書いています。

妙にアクセスが多いのが野菜の話、次にブラックベリーの話です。園芸ネタで検索してたどり着いた人は、なんだこのサイトは!?と思うかもしれませんが、オーナーの道楽ですので、まあ気にせず見ていっていただければ幸いです

さて、今年は暖冬だったせいか、ブラックベリーの新芽が早くに出てきました。ちなみに場所は神奈川県です。

オセージというブラックベリーです。味の評判のいい品種です。新芽が出てきたな、と思ったらすぐ葉っぱらしい姿に。

昨年は結構収穫できたのですが、梅雨に実がダメになったものが多く残念でした。

また、カメムシが大量についたので、今年はとにかく防除に努めようと思います。

出来る限り無農薬で…と割りばしで戦っていたのですが、小さい子カメムシとか捕まえづらく、限度がありました。

こちらはシャーロンズ・デライトという品種です。黄緑色の新芽がモリモリ出てきています。

この品種は背丈が低く腰くらいの高さにしかなりません。気にならない程度のとげがある、という品種説明だったんですが、気になりますよ!痛いですよ!

そしてすごい密度で繁茂して、カメムシがたくさん住み着きました。

小さいなら楽でいいなあと思ったのにそうでもありませんでした…。

 

ともあれ今年は思い切って剪定しまくって防除につとめます。

樹勢がオセージより強く、たくましいのですが、毎年ホコリダニにやられます。

ほんとこれ要対策です。

 

こちらはラズベリーのナンタヘーラという品種。

切り株じゃないか・・・という状態ですが、冬に地上部は枯れますので剪定してます。

小さい緑の葉が切り株あたりにちらちら見えてますがこれが新芽です。

もとはブロックで囲んだ小さな花壇に地植えしていたのですが、元気がなくなりまして、鉢植えにしました。

原因はコガネムシ幼虫で、植え替え時にゴロゴロと出てきました。

元気がなくなったレベルで済んでよかったなあと。ラズベリーもたくましいので耐えてたのですね。

鉢植えは花壇よりもさらにコガネ被害が深刻化しやすいのでこれまた要対策です。

ブラックベリー、ラズベリーとも頑健な植物だということで育て始めたのですが、害虫にやられまくります・・・。

たしかに、それが原因で枯死まで至ることはなかなかないです(鉢植えのコガネ幼虫だけは下手すると死に至ります…お気をつけて)。

育てやすい、それは間違いないのですが、それと収穫ができるかは全く別の話になります。

害虫にやられるとおいしい実はまず取れません。たとえ実がなっても甘くなりません。

これまでの経験で、対策せねばらない害虫は、ホコリダニ、コガネムシ、カメムシ、こいつらだけはなんとかせねばならないとわかりました。

他はほとんど来ません。すこし芋虫のようなやつにかじられたことはありますが、たいしたダメージになりません。

この3種の害虫、昨年1年の戦いで人力での防御は無理だなと悟りました。

特にホコリダニ。これもう目で見えませんから葉が縮れる症状を見て、40倍ルーペでようやく発生を特定できます。

ダニ類は水で吹き飛ばせみたいなアドバイスも見かけますが、ロールしてる新芽とか無理ですし、奴らはそこを好むのでどうしようもなかったです。

そもそも増殖ペースを考えると焼け石に水なのではと思います。

観葉植物なら増殖を抑えていればOKという話になるかもしれませんが、実を収穫したいのなら、樹そのものが元気いっぱいに光合成して余力を持っていなければおいしくならないです。葉の密度が高いシャーロンズデライトなんか絶対無理ですね。

 

さて、ということで、今年はもう薬剤に頼ります。いろいろ調べてこの3大害虫と戦いながら、続報書いてみたいと思います。

 

それでは、読んでいただいている皆様もこれから園芸に適した季節になりますので、ぜひお楽しみください。

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コメント: 1
  • #1

    西村ライト (木曜日, 16 11月 2023 13:59)

    いろいろ資料みたいなのを書いており、わかりやすくて、もっといろいろなサイトを開いて欲しい